毎度ー、idaでございます。
昨日の大雨、激しかったですね。
神戸の都賀川では四人が亡くなる事故など、各地で痛ましい事故が発生しました。
非常に痛ましいと思うと同時に何故、天候が怪しくなってきた段階で回避行動に入らなかったのか…。
僕の小さい頃ですが、亡くなった親父はこういった話しをよくしてくれました。
・地震を感じたら、荷物を放ってでも海から離れること。
→津波の恐れがあるからね
・雨が降り始めたら川や池に近付かないこと。
→鉄砲水の恐れがあるからね
・湖では泳がないこと。
→水温が低いからね
小学生の頃、親父から貰った釣り道具をもって、いつも友達と釣りに行ってたので、必ず出かける前には言われてました。本当にしつこい位。
川で起こりうる鉄砲水の事も。
最近は治水工事も進んでいることから、昔の河川の姿とは違う都市型河川がどうのと騒がれてますが一概に治水工事だけが原因とは限らないと思います。
昔とは違い、今の大人の「危険に対する感受性」が鈍くなってきている、そんな気がします。
先に挙げた三つを意識していれば、少なくとも雨の強い日に橋の下に居るなんていう気は起さないでしょう。
現在の河川工事後の姿が非常に綺麗で、People-friendlyと言うのでしょうか、人に優しい外観や、遊び場的な雰囲気、それらも大事ですが「水の怖さ」を周知することの方がもっと重要であるべきなはず。
何時だったか忘れましたが、人体のどの部分まで水に浸かったら自由に動けなくなるかという実験をTVで観た事があります。
膝のちょい下部分まで水に浸かると、ちょっとの水の流れでも全然自由に動けなくなる、そんな様子を放映しておりました。
これからまだまだ暑い日が続きます。皆様、出かけの際は充分に気を付けて下さいね。
<追記>
つまらない話ですが、昨日の雨、時間当り80mmの降雨量というのは30年確率の降雨強度とほぼ同じなんですね(場所や河川により違いますが)。
それだけ激しい雨だったんです。
0 件のコメント:
コメントを投稿